半世紀前に91万部を記録した大ベストセラー! 書籍『復刻版 日本列島改造論』発売

1972年(昭和47年)6月20日、首相就任目前の田中角榮通商産業相がまとめた『日本列島改造論』の復刻版を約半世紀ぶりに刊行しました。地方の過疎と大都市の過密を同時に解消するために、「国土の均衡ある発展」を掲げ、1970年代の「日本のかたち」をどのように描いていくか、その処方箋を豊富なデータと具体的な政策を交えながら提言した本書は、政治家本としては異例の91万部を超える大ベストセラーを記録しました。

当時の日本と今日の日本では置かれた立場も目指すべき方向性もまったく異なります。しかし、この『日本列島改造論』をあらためてひも解いてみると、驚くほどの共通課題が見て取れます。①大都市と地方の格差解消、②高まる環境問題への対処、③デジタル化の推進―。帯には副題として「太陽と緑と人間と…」を掲げ、国民が安心して暮らせる住みよい、豊かな日本をつくる、としています。50年前の課題は現代を生きる私たちにとっても、相変わらずの「重要課題」なのです。
政治や経済が混沌とし、閉塞感に包まれている現在の日本にとって、この構想には、これからの国づくりのヒントとなりえる数々の示唆に富んだ内容が盛り込まれているとも言えるのです。

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