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2022/2/11付け 日刊工業新聞 西日本面

<水道・ガス配管部材製造>

給湯器用ポリエチレン配管「エコユニーク」は50年間使用できる

　リビラック（大阪府守口市、平沼雅一社長）は給湯器や水道、ガスまわりで使うパイプやナットなどの配管部材の製造・販売を手がける。平沼社長は「メーカーと商社の良いとこ取りをして、水道やガスまわりの工事事業者が使いやすいものをそろえる」と自社の強みを説明する。

　取り扱う商品数は数千点に及び、メーカー機能を生かした自社製品も多数持つ。ガス関連では、地域のガス会社ごとに異なっている仕様に合わせた製品をそろえ、各地のホームセンター向けに販売している。給湯器用ポリエチレン配管「エコユニーク」は５０年の長期間にわたって使用できる製品で、従来のアルミ製配管に代わる製品。近年は水道、ガスに加えて、電線、コンセントなど電気部材の取り扱いも増やしている。

　平沼社長は「大ヒットを狙うよりも、常に柱となる商品をいくつも作り、合わせて一本を取れば良い」との考え。「水道、ガス、電気までリビラックならすべてワンストップでそろう」と顧客に認識されるような知名度と品ぞろえを目指す。

　自社でウェブデザイナーなどを採用し、総合カタログや企業ＰＲ動画などの制作、インターネット販売サイトの運営にも力を入れている。

企業の横顔

代表取締役　平沼雅一 氏

平沼社長はアイデアが豊富で、企業ブランドの向上のため、さまざまな工夫を採り入れる。本社オフィスには「ＬＩＶＩＬＵＣＫ」の社名をあしらった広い壁と、企業紹介動画の流れる大型モニターを配置。新たに制作した企業紹介動画を映して、企業のイメージづくりにも力を入れる。社内では毎年、海外への慰安旅行を計画してきた。「新型コロナウイルスの感染拡大が収まったらまた行きたい」（平沼社長）と心待ちにしている。